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こんにちは
 
NTT西日本広島の長江光一です
さてさて、今回はフットワーク編です。



●日本ソフトテニス界のウィークポイント→フットワーク!

ソフトテニスは子どもからお年寄りまで楽しめる生涯スポーツとして、また硬式よりもラリーが長く続くという面白さもあり、メインは「ダブルス」という長い歴史があります。
実際に全日本選手権(天皇杯・皇后杯)は今年で71回大会。かたや、全日本シングルスというと今年で23回目の大会と歴史が浅く、シングルスのトップを決める大会は年に1度の全日本シングルス選手権のみというのが現状です。

長年続いているダブルスメインの雁行陣では、ぎりぎりのボールを追うという場面が非常に少なく、フットワーク技術を鍛える事が第一ではなく、ショットの精度や相手との駆け引きの練習に時間が割かれているのが現状だと思います。

私自身「何本取り〜!」や「パターン練習〜」というのは数多く教わってきましたが、細かなフットワーク技術というのは教わった記憶が少なく、「しっかり足を動かせ!」というくらいしか言われなかったように思います。これを読んでいる皆さんも同じだと思います。

フットワークについては独学で、しかも自ら考え実践し始めたのは社会人になってからです。
ナショナルチームに所属させてもらっている私でさえ、フットワークについて真剣に考え始めたのはここ数年ですので、日本ソフトテニス界全体がフットワークに対する問題意識が希薄なのは明らかです。
 

●硬式選手は足が美しい

硬式プロテニスプレーヤーはショットに問題を抱えている選手はいるが、足の動かし方やスタンスに問題がある選手はほとんどいない。と言ってもいいでしょう。
実際にフェデラー選手やジョコビッチ選手のフットワークは見ていて惚れ惚れしますが、ウィンブルドンの初戦など世界ランク100位とか、それ以下の選手のフットワークを見ても、その動きは流れるようであり、「ギッコンバッタン」動いている選手はいません。
なぜなのでしょうか。「いやいや、プロだから。センスが違うから。」で済ませていいのでしょうか。


●打つことよりも重要なこと

現在のソフトテニスの練習において、フットワークだけを意識した練習・トレーニングを取り入れているチームはほとんどないと思います。それでも10年、20年前と違って練習前のウォーミングアップやトレーニングを行うチームは少しずつ増えているとは思います。
ですがどうでしょう、例えばウォーミングアップ中に雨が降り出しそうになって、準備運動を続けるでしょうか?
雨が降り出すといけないからアップはさておき打ちだすでしょうか?

多くの人が後者ではありませんか?中には先生や指導者・コーチの方でも「お〜い!雨が降るから早くボール打て〜」と言う方もいらっしゃると思います。
以前、講習会に呼ばれた際、質問コーナーで「とにかく生徒に多く打たせたいから、5分くらいで済ませるアップを教えてくれ」と言われて困ったことがあります。
「準備を怠って怪我をして悲しむのは生徒です。多く打たせたい気持ちは十分わかります。ですが、先生たちが“ボールを打たせておけばうまくなる”という意識を変えましょう。何事も“大切なことはたいてい面倒くさい”ものです。ウォーミングアップは大切にしてください」とお話しさせていただいた事があります。

ウォーミングアップやトレーニング、クールダウンを意識するようになって格段に試合中の動きや疲労が変わってきました。
何をしなくても元気だった学生時代より、近年のほうが動きが良いと自信をもって言えます。
練習前に必ず行うアップ・トレーニングを決めていて、毎日必ず実践しています。

私にしても船水選手にしても、決して運動神経抜群で身体能力が高いとは言えません。
特にフットワークはセンスとかではなく、意識的な練習において、適切なフットワークやスライドを身につけることができます。

皆さんも日々の練習に取り入れ、コツコツ積み重ねましょう。必ず打つ技術がUPします。
さぁライバルに差をつけましょう!!

次回NTT西日本広島の選手が今年から特に強化し実践している、ボール打つ前の各自フットワークトレーニング・ウォーミングアップを紹介します。


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