58a6aa64-s

部活運営のヒント 読者のみなさま


こんにちは、清明学園中学の高橋です。



今回は質問にお答えしたいと思います。
 ありがとうございます。
 
 ↓
 はじめまして、中学校ソフトテニス部男子の外部指導者をさせて頂いてる
現在48歳(指導歴6年)です。

 いつも高橋先生のメールマガジン楽しみに拝見させて頂いています。私も、ソフトテニスの選手兼指導者として、とても刺激になっています。ありがとうございます。

 今回、高橋先生の指導方法・練習方法の中で「中ロブ強化方法」があれば参考にさせて頂きたくメール致しました。

 弊校の実力は地区大会レベルで、昨年の夏何十年ぶりかで個人ですが県大会に出場した程度です。(市内大会→地区大会→県大会→九州大会→全国大会)コートは男女各1面で、部員数は2年25人1年15人(3年12人は引退)の大所帯です。ジュニア経験者は無く、1からの指導です。最初は大多数がキャッチボールもうまくできない状況です。

 時代の流れで、弊校も部活は平日1日と週末土日どちらか休みで、その中で私が練習で指導出来るのは週末のみの為、月3〜4回程度指導を行っています。常に効率と練習の質を高める事を生徒にも話し意識させ指導を行っています。

 そこで今回、指導者がいなくても、効率よく負荷の高い生徒だけでできる「中ロブ」の練習方法が無いかアドバイス頂きたくメールしました。

 試合の中で、レベルが上がれば上るほど、中ロブの早い展開についていけず、失点につながるケースが増えてきています。弊校でも、中ロブでの攻撃強化と対応能力を高めて少しでも強くなり、生徒達が立てた目標を達成できるようにサポートして行きたいと思っています。

大変多忙な中申し訳ありませんが、アドバイス等あれば宜しくお願い致します。

PS
 今年は、夏の全中の試合が九州の長崎県で開催されます。生で全国の空気に触れれる事を楽しみにしています。我が校も観戦者ではなく、出場者として長崎の地に立てるように精進して行きます。



 生徒のために外部コーチ、お疲れ様です。
 私は、教員でなく、仕事をしながらお休みの時間を使って指導をされている方を見ると、それだけで無条件に頭が下がります。長崎全中でお会いできるよう、私も頑張ります。
ご質問ありがとうございました。

 ご質問内容をまとめさせてもらいます。
1 中ロブの強化練習
2 指導者がいなくても効率よい練習


1は、次回、私なりの考えを書かせてもらいます。
2は、効率よい練習というところで書かせてもらいます。

 
 本校では、限られた時間で効率よい生産性の高い練習を目指しています。
 そのために、ボールは2面で1000球近くを用意しています。

1014361

理由は簡潔です。部員全員が練習に揃うことがないからです。
では、なぜ揃わないのか?学習塾に通っている生徒がいるからです。
 60分しかボールを打てない時間で前衛練習・後衛練習をして、半分のメンバーは球拾いと設定すると、たった20分でも塾までの時間に参加したい生徒が全くボールを打てなく帰ることとなります。ボールはたくさん使って、皆で一気に拾うという練習システムを行っています。
 これは、清明学園に赴任したときから徐々に行ってきました。
ようやくチームが東京で勝ちだした頃、指導力ある先生から
「 フォームなどは、統一されていなくて指導者の手が加わっていないのがわかる。もっと勉強した方がよい。しかし、ボールに慣れている感覚は養われているね 」とアドバイスをもらいました。
 これは、このシステムの強みだと思います。他の中学校と比べて同じ60分の放課後練習でも、かなりボールを打っていると思います。
 参考になったかどうかわかりませんが、生徒だけの練習でも1球でも多く打つ工夫を行っています。

 あとは、球出しのテンポです。ここにもこだわりをもっています。
 少しでも多く打たせるためにテンポよく出させています。ここは、合同練習や講習会で
指導させてもらうときでも必ず伝えます。





 ある甲子園常連の野球部の監督が
「 お箸を使うようにバッドを使う 」と指導されています。
同じように、「 お箸を使うようにラケットを使う 」です。そのためには、限られた時間でたくさんのボールを打つしかないと思っています。

 参考になりましたでしょうか?

 次回は、中ロブに関して、指導する際に大切にしているところを
ラケット・脚・打点 この3つに的を絞って、ご紹介します。


PS  
 ダニング・クルーガー効果って、ご存知ですか?
 先日、出張時の移動時間を利用して読んでいたビジネス誌に掲載されていました。
  「 能力が低い人ほど自分の能力を過大評価しやすい 」
 例えば試験後に自分がどの程度の成績かを評価させる実験で、
 成績下位者は、自分が上位だと答えるようです。客観的に自己評価できていないことを表しています。

  この教えから謙虚に自分の足らないところを見つめて成長していこうと考えさせられます。帰宅後に自分自身で指導者として足らないところを書きだすと、いくつも出てきました。
その中でも一番改善したいことは、
「 生徒のミスに寛容でいたい。我慢して声をかけたい。 」でした。
 なかなか、大きなこころで、生徒の小さなミスを受け止めて前へ進めるような言葉かけができません。もっともっと心のゆとりをもって声をかけられる指導者に成長していきたいと思っています。
 皆様はいかがでしょうか??
 
次回も ご質問に答えさせてもらいます。
    また岩手県盛岡の方からもご質問をもらいましたので、翌々週までお待ちください
    ありがございます。

 

【編集部より】 
高橋先生へのお手紙、ご質問、レター等をお待ちしております!
ニックネーム・所属(学校名)・質問・レター内容を添えて、
sofuonhenshubu@gmail.com 
までお寄せください!
(「ご質問」の場合、・ニックネームおよび先生からの回答はメルマガ上で紹介させていただく場合もございます。学校名など、個人が特定される情報は掲載いたしませんのでご安心ください。)
 
●参考情報:

清明学園・高橋先生に関する記事:

 ●ソフオン編集長が高橋茂先生の指導方法の根幹に迫るインタビュー

[ 高橋 茂 監督 プロフィール ] 
 清明学園中学校 ソフトテニス部顧問 
 全日本アンダー17男子コーチ 

[ 清明学園中学 近年の戦績 ]
 (平成26年度) 全国中学校大会 男子個人戦優勝、男子団体戦出場 
 関東中学校大会 男子個人戦優勝・ベスト16、男子団体戦優勝 
 第2回国際ジュニア大会 男子シングルス優勝 
 過去5年間では全国出場3回、都道府県対抗10年連続出場、東京都大会・個人の優勝は10回以上 
 
 
高橋先生の指導に対する考え方がいち早く読める! 
メールマガジン「部活運営のヒント」(無料)の購読登録はこちら





ブログのトップページへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加