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部活運営のヒント 読者のみなさま


こんにちは、清明学園中学の高橋です。




道具関係を大切に扱おう!

  週1回、本校で行っているミーティングの内容を掲載させてもらいます。

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 イチローが誰よりヒットを打てる理由
 チームの地元紙がなぜイチロー選手は、あれほどのヒットを打てるのかについて、次のような記事を掲載しています。

【 イチローほどバットを大切に、丁寧に扱っている人間は絶対に他にいない。彼はスチール製の特性ケースを作り、湿気から防ぐための除湿剤も備えてそこにバットを収めている。また他の多くのメジャーリーガーのように怒りに任せてバットで地面を叩いたり、バットを放り投げたりは決してしない。四球で出塁する時も優しくバットを横たえるなど。
 あれだけ多くヒットが打てるのは長年、極限まで大切に扱われケアされてきたことに、バットがイチローに報いようとする力が働いているからだ 】
 以前からのミーティングで伝えてきた言葉をおぼえていますか??
 【 勝利の神様は細部に宿る 】
 この細部にこだわることができれば勝利が近づく

 モノにも命が宿っているから道具に感謝の気持ちで扱うことが大切だというのは分かりますが、そのことによって道具は人に報いようとする力が働くのです。
 イチローもオリックスにいた時、頭にくることがあり一度だけバットを放り投げてしまったことがあるそうです。後で後悔し、その日はバットをホテルに持って帰りバットと一緒に寝たと告白したことがあるのですが、逆にその凄さを感じさせられます。
ラケット・シューズを磨いたこと、ありますか??


 ここまでがミーティングで配布したプリントです。
その後、言葉で付け加えました。
 過去の話です。
 数年前に能力抜群の2人が入部してきました。
清明学園の生徒らしくなく、勝ち気が強く負けず嫌いで親からも自立している。
 2人とも2年生の夏から団体で都の優勝を引き寄せいていた二人なので、当然ながら秋の新人戦個人優勝を狙って行きました。準々決勝で、練馬区の生徒に敗退になりました。
その敗戦を受け入れられなかったその一人がラケットを叩きつけました。
 私としては烈火のごとく、指導したかったのですが・・・・。
一言も話さずに、会話もせずに、大会が終わるまで待ちました。
大会後、役員の先生が最後まで片づけをしてもらっているなか、共に生徒とお手伝いをして、全員に 『 無言でゴミ拾いをしよう 』と伝えました。たくさんのゴミを拾い、伝えました。
 『 A君がラケットを投げてしまった。これで少なくとも東京の学校からは応援されるチームに値しないでしょう。このことを背負って数日後に行われる団体を戦わないといけない。やることは一つ。みんなで投げつけられたコートに謝りに行こう。 』
 バカみたいな儀式かもしれませんが、全員で行いました。
私も皆のまえで
『 テニスを教えることができても、大切なことを教えられていなかった。申し訳ない。』と話したことを覚えています。その後、彼にラケットにも謝罪させ、ラケットを購入してもらった保護者にも自宅で話をするよう伝えて解散しました。

 数日後、行なわれた団体では久しぶりの都優勝を果たしました。
その彼は、それ以降、どのような逆境におかれても、ラケットを投げることなく、関東大会個人では、G0−3負けの状態から両足が攣ったアクシデントも跳ね返して全中個人出場を果たしました。

 また、専用のクリームを購入してテニスシューズを磨かせることがあります。
意外にボロボロのシューズも手入れをするだけで、ぴかぴかになることを御存知ですか?
たった10分程度でかもしれませんが、それだけでも生徒のモチベーションもあがりますし、道具への愛着も出てきます。よかったらこの梅雨時期にやらせてみてはいかがでしょうか?

 ヨネックス契約のワウリンカ選手は、以前、イライラして契約しているヨネックスのラケットを折ったことがあるみたいです。その後、ワウリンカは、ヨネックスの社長に謝罪の電話をいれたみたいです。



【編集部より】 
※このたびは編集部の都合により配信が遅れたことをお詫び申し上げます※
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●参考情報:

清明学園・高橋先生に関する記事:

 ●ソフオン編集長が高橋茂先生の指導方法の根幹に迫るインタビュー

[ 高橋 茂 監督 プロフィール ] 
 清明学園中学校 ソフトテニス部顧問 
 全日本アンダー17男子コーチ 

[ 清明学園中学 近年の戦績 ]
 (平成26年度) 全国中学校大会 男子個人戦優勝、男子団体戦出場 
 関東中学校大会 男子個人戦優勝・ベスト16、男子団体戦優勝 
 第2回国際ジュニア大会 男子シングルス優勝 
 過去5年間では全国出場3回、都道府県対抗10年連続出場、東京都大会・個人の優勝は10回以上 
 
 
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