ソフオン編集部 ふくじーにょです。 

お待たせいたしました。今回から連続でNTT西日本ソフトテニス部・堀監督へのインタビューをお届けします。 
堀さんと言えば、、

2017年末の日本リーグでチームが8連覇を達成されたばかり。

ソフオンが発行する指導者向けメルマガ「部活運営のヒント」でも定期的に連載いただいている堀さんに、「ソフオン編集長がトコトン、聞いてきました。 

指導者目線で、
●「日本リーグに向けてどんな準備をしてきたのか」
●「試合中にどんなアドバイスをしているのか?」
などなど、聞いてきました。話しを伺う中で、
●中学生時代にどんなことを考えていたのか
●島原商業、日大を選んできた驚きの?理由
などなど、話しは広がりました。

※このインタビューはメルマガ「部活運営のヒント」にご登録いただいている指導者の方に先行でお届けしました。

[ 堀 晃大 (ほり こうだい)  監督 プロフィール ] 
出身:長崎県
出身校:長崎県立島原商業高等学校 ― 日本大学
主な戦歴:2017 全日本実業団選手権 優勝 など

――堀さん、はじめまして、ソフトテニス・オンラインの「ふくじーにょ」です。

堀: はじめまして。NTT西日本で監督をしています堀です。

――いつもメルマガ「部活運営のヒント」では監督はじめ、NTT西日本の選手の方々に大変ためになる文章を書いていただいて、一読者として大変勉強になってます。ありがとうございます。

堀: あ、あの原稿はゴーストライターが書いてます。

――またまたまた、そんな(笑)。監督、さすがですね。ユーモアが。

堀: 気合いと笑いだけで生きてます。

――いやいや、真面目さとちょっとこう笑い的な要素も入れるっていうのは、長崎出身の方の流儀なんですか?。

堀: 長崎はちょっと軽いノリの人間が多いかもしれません(笑)。

――ところで、僕は白子の「関東学生リーグ」は昔からよく見に行ってて、日大でバリバリやってらした堀さんの試合もかなり見させてもらってました。

堀: ああ、そうだったんですか!僕がまだバカ真面目だったころですね(笑)ピリピリしながらやってました! 話しが変わるんですが、最近の僕の「部活運営のヒント」のメルマガの文章、なんか自分の日記みたいになっちゃってんですけど大丈夫ですか。書きながら、あ、これ俺日記やんけとか(笑)。

――全然いいんです。読者の方からすると、NTT西日本の監督である堀さんが、普段何を考えているのか、ということも含めて、知れると知れないじゃ全然違うことだと思うんですよね。考えてるプロセス自体がいろんな人の参考になるんじゃないかと思います。

堀: そうですか。では、引き続きゴーストライターにそのように言っておきます(笑)。

――それで、まず2017年の日本リーグ、8連覇おめでとうございます。今回優勝できた一番の要因は何でしょうか。

堀: 1年間通して、選手個人それぞれが「伸びた」し「強くなった」ことが一番だと思います。
ただ、去年・一昨年はもうちょっとすんなりと、最終戦前には優勝を決めてました。今年は4月から僕らのチームが会社管轄の「シンボルチーム」に昇格したこともあり、その最初の年の最後の団体戦の締めくくりであり、緊張感がかなりありました。

その中で、昔だったら逃げてたり、押し込まれてたりしてた部分が、1年間みんなが頑張って、強くなったということで耐えながら勝った、大崩れしなくなったということが一番の要因だと思います。

――精神的なものを含めてということでしょうか。

堀: そうです。それと、計画的に、練習時間帯を昼間にさせてもらったりして、会社からのバックアップも大きかったです。みんなには常々「団体4冠はしような!」と話してきました。(アジアカップ・全日本実業団・国体・日本リーグ)

また、昨年、国体と天皇杯を逃してたので、とにかく「10月」に標準合わせようと。国際大会もなかったですからね。そういう意味では12月の日本リーグは少し疲労も出たかなっていう感じがします。結構、後手後手というか、守りに入ってる分も多かった。

――そういう中できちんと勝ち切られたっていうのは価値があるのでは。

堀: 最終戦(ヨネックス戦)の3番勝負、久々の緊張感でしたね。昔だったら丸中にしてもあのような緊張感のある場面で、引いてたり逃げたりする場面もあったんですけど、自分からしっかり向かっていき、強くなったと感じますね。

――監督にとって今回の大会で印象に残った選手は。

堀: 「水澤・村上」ですね。丸中が実はケガしてたんですよね。万全じゃなくて。よし、じゃあもう水澤・村上をエースとして軸にオーダーを決めようと。結果、彼らの戦いぶりが計算ができたのが大きかったですね。最終戦の1番では負けましたし、最終日全体もあんまりよくなかったんですけど、二人の頑張りのお陰だと思います。

――「水澤・村上」がきちんと軸になって支えたてことなんですね。これからインドアシーズン始まっていくと思うんですけど、どういういつも準備をされてますか。

堀: そうですね。束の間のオフが少しあるんですけど、早いペアで宮崎インドアが1月8日からあるんで、そこからまた立て続けに試合があり、合間にナショナルチーム合宿があってと忙しいです。でも心技体共に1年間通して強くなりました。実は4月・5月はみんなへとへとになってたんですが、今はみんなスタミナもついてきたので、ある意味心配はしてないです。

8月のアジアオリンピックがあり、ハードコートなのでインドアでしっかりとやろうと。ハードとインドアは違うんですけど、似たような戦術になってきますし、カットからのダブルフォワードとか、スライスが多くなったりとか、そういうのがポイントになると思いますので、オフを少しゆっくりして、1月からまた8月に向けた準備というか、端的に、技術的なことでは、カット、スライス系の精度をもっと上げていきます。

――トレーニングは常にやられてるという感じなんですか。

堀: そうですね。日々のウォーミングアップ時もそうですし、練習が終わったあとにもジム行く選手もいます。トレーナーさんが2017年7月から付いてくれて、各選手のいろいろ計画立ててくれてるんで、それも強みになりましたね。

――夏を通じて体力をつけれたっていうのはすごいですね。

堀: トレーナーさんには本当に助かってます。丸中についても、トレーナーさんと話をして、よし、思い切って(日本リーグの)2日目はもう丸中使わないでいきましょうと。
3日目は出場させて、最終のヨネックス戦の途中では実は足を少し引きずるぐらいになっていたんです。トレーナーさんの言うこと無視して2日目使ってたら、3日目どうなっていたか。本人は2日目も「行かせてください」と言ってきたんですけど。「だめー」っつって。

――監督として、試合中に選手に声掛けをされる時はどういうことを念頭に置かれているのでしょうか。

堀: 意識していることは「選手が考え過ぎないように」。「お前こうなってるぞ」とか、「こうやぞ」じゃなくて。「相手はこうなってるからこうしてみようか」とかですね。選手が自分に向いてしまうのではなく、相手に意識が向かせることを意識してますね。「自分だけモード」にするとロクなことがありません。

実は監督やって1年目、2年目ってそれができなくって。「うわー、なんで俺今あんなこと言ったんやろ」みたいなこと結構あったんです。

それで、試合が終わったあとに「はあ、あそこでもっとこう言っておけば」がたくさんあった。監督として気合が入り過ぎてしまっていたんです。今は逆にまったく何も言わない時ありますし、選手同士で自発的にできていれば「ああ、もうじゃあ俺言わなくていいな」と。とにかく選手が自分が背負い込まないような声掛けをしています。
理想は、理想はですよ!ファイナルになって気の利いた一言だけ言えるような監督になりたいですね。ファイナルになった時に監督の真価が問われると思いますね。

――中学生の指導者の方でもその考え方は適用できますか?

堀: はい。僕は中学高校の指導したことないんですけど、中高生は「多感」です。いろんなことを考えるじゃないですか、中学生高校生って。ほんとに些細(ささい)なことがすごく試合中ずっと気になってたりするんです。だから中学生高校生は特に「お前がお前が」と試合中言い過ぎないほうがいいと思います。

なるべく気づいたことは練習中言うことにしてます。試合の時にはもう「任せた」。お前らが出て負けたのは俺が悪いんだ、っていうことです。

今でも中学高校の大会見ていて思いますけど、試合の時にやたらガミガミと「なんでできねえんだ、このやろう」みたいな方がまだまだ多い気がします。自分が鍛えて選んで出した選手なのだから、責任は全て指導者が負うべきです。

――確かによくみる風景です。

堀: でも、うちのNTTの選手でも、試合でへにゃへにゃで、弱気になる時あるんで、そういうときは、「このままでいいのか、お前の意地見せてこい!」みたいにガツンと言う時もあります。(笑)


後編はこちら

※このインタビューは無料メルマガ「部活運営のヒント」にご登録いただいている指導者の方に先行でお届けしました。


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