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【ざっくり言うと】 羽黒高・白幡先生の”中学生”指導方法が今でも必見な3つの理由
  1. 基本であり普遍的と言える内容をとりあげている
  2. 「両極端をやらせる」という考えが非常に実戦向き
  3. 生徒と一緒に見れる

From:部活運営のヒント

指導に関わる先生・コーチのみなさんへ

ソフオン編集部です。

今回は、昨年のインターハイ団体優勝を果たした羽黒高校の白幡先生の指導方法について。白幡先生はもともと山形県の中学校の指導者として活躍され、当時の指導法(DVD)が現在でも発売されていますので、その内容をご紹介したいと思います。

中学校の現役のソフトテニス部顧問である「イチタケ氏」に白幡先生の指導法コンテンツ(DVD)を見てもらい、感想を伺いました。

●指導法コンテンツ:
「勝ち」にこだわる指導&実戦練習〜鶴岡・白幡監督の攻撃的テニスの確立〜【全2巻】
詳しくはこちら(指導に役立つDVDナビ)
  • 発売元:ジャパンライム株式会社
  • 指導・解説:白幡 光(山形県 羽黒高等学校ソフトテニス部監督、元・鶴岡市立鶴岡第一中学校ソフトテニス部監督) 男女とも全中出場、全中団体優勝、2017年インターハイ団体優勝 他
  • 実技・協力:山形県鶴岡市立鶴岡第一中学校ソフトテニス部、山形県選抜男子
●コンテンツ視聴者プロフィール(イチタケ氏
  • 現役の中学ソフトテニス部顧問(指導10年以上)。
  • 都道府県レベルチームの強化にあたる。
  • ご自身も中学〜大学・社会人とソフトテニスプレイヤー(前衛)として活躍。
●聞き手:ソフオン編集部

―――(編集部)白幡先生の指導法の内容はどうでしたか?

イチタケ: まず、内容的に、かなり「いい」ですね。想像していた以上です。対象は、中学の先生に向いている内容です。白幡先生自体が中学の先生から高校の先生になった人ですので、非常に説得力があります。高校のように「勝つぞ勝つぞ」というよりも、中学生は学校生活の充実とか、生活面含めていろんなことに頑張ることによってソフトテニスも充実する、というメッセージも込められている点もよかったです。

―――男女関係なく役立つ内容でしたか?

イチタケ: はい。男子指導、女子指導、どちらにも役立ちます。先生だけでなく、生徒が見てもいい内容です。難しいことを難しく話すのは簡単だと思うのですけれども、どんなことも本当に「簡単」にかみ砕いて話されてますね。生徒が見ても、心にストンと落ちます。

―――特に参考になった内容を教えてください。

イチタケ: まず、セカンドレシーブの「打点」ですね。前になったら、引っ張る、とか。後ろになったら、流す、とか。中学生が最初に知らなきゃいけない内容からスタートしている点です。その次に、セカンドレシーブの打った場所に対して、前衛のポジションどりが違ってくるよ、という、中学生の前衛が最初に覚えなければいけない内容。

ただ単に「クロス展開ならここに立つんだよ」ではなく、「セカンドレシーブをストレートに打ったら、ストレートのポジションに入るんだよ、流しのボールを警戒するんだよ」というところまで踏み込んで、わかりやすく説明してくれています。

このDVDは過去に発売されたDVDで、どんな内容なんだろう?と少々不安でしたが、今見ても全然大丈夫ですし、普遍的なもの、変わらないことがあるとすれば、変わらないところをやってくれている感じですね。

―――DVDは2枚セットですよね。後半はどうですか。

イチタケ: まず、「ストロークの両極端」という表現をしているんですけど、崩されたときにどうやって打つのかを、極端に後ろに行きながら打つボールと、前に走りながら打つボールとで説明しています。これが、まさに実戦的に試合で使える技術だと思うので、中学校の先生で「落とし打ち」と「ネットから球出し」して……という練習しかしない先生方だと、こういう練習がめちゃくちゃ役立つと内容です。

―――確かに、試合って、体制が崩れている状態で打つことのほうが圧倒的に多いですね。

イチタケ: はい。体制が崩された前提のテニスが内容として入っていますね。
そのあとはシングルス技術にも役立つ10種類くらいのステップを紹介しています。足を入れ替える方法、などなど。白幡先生はこれらを今もやっているんだとおそらく思います。

―――前衛の技術はどんなことに触れられていますか?

イチタケ: ボレーにおける「両極端」がでてきます。白幡さん指導のボレーのテイクバックは、先にコースにラケット面を置いてしまおうというやり方。中学の先生を経験されているので、基本がとにかく大事という視点で、コースにラケット面を置けと。そしてボレーが当たるときにラケットを引かせる。力を抜くというよりも、ちょっと気持ちラケットを後ろに引く指導。このあたりはぜひDVDを見ていただきたいです。

―――前衛の指導の仕方としては、前衛としてもキャリアの長いイチタケ先生的にもストンとくる話なんですか?

イチタケ: はい、ストンときますね。特に中学生にはいいと思います。ボレーの指導は、(1)大きくテイクバックをとりなさいと教える人と、(2)タイミングだけおさえてラケット面さえできればいいよ、という指導者に大きく分かれます。白幡先生は後者です。そこまで運動能力が高くない子たち(特に女子)に教えるには後者が望ましいです。誰でも取り組みやすいからです。

―――ソフトテニス未経験の顧問の先生にとっても役に立つ内容ですか?

イチタケ: 役に立ちます。経験者の人も、勉強になる。刺激になりますね。ああ、こうやるんだ、と。
ただ、ラケットの握り方とかフォーム的なところはあまり触れていないので本当にド素人で1年目の顧問の先生が見ると難しいかもしれません。1年間でも、数年でも、顧問経験があればストンと来る内容です。おそらく顧問1年目の人が見たいのはフォームの教え方とか、グリップの握り方とかテイクバックとか、それこそ皆呂さんのDVDがおすすめですね。


―――このDVD買ってもそんなに役に立たない人はどんな人ですか?

イチタケ: 内容的に基本をおさえる内容なので、「戦術」を期待している人です。白幡先生の戦術を見たいなと思う人が買うと、違うとなりますね。


―――どれぐらいの試合レベルの学校の先生にちょうどいいですか?

イチタケ: そうですね。内容的に…。全国中学に出場させるような先生は指導の形がもうすでにあるので、この内容だと物足りないかもしれません。逆に関東大会出場とか、そのクラスであれば絶対に役に立ちます。それこそ、都道府県大会に行けないような大半の学校は、絶対に役に立つ。基本的な内容だからこそ幅が広いのだと思います。

―――そこまでイチタケ先生に言われると、なんかめちゃくちゃ見たくなりますね。

イチタケ: 個人的に、白幡先生の「戦術」を知りたいので、第2弾を勝手に期待しています。(笑)


―――イチタケさんも相当ソフトテニスの技術にお詳しいと思うのですが、DVDを見られて、指導上意識が変わったことはありますか?

イチタケ: ボレーですね。グリップから力を抜かざるを得ないという状況にすることで、やわらかいボレーが打てる、というあたりはすごく参考になりました。中学の先生がこうやって基本的なところから取り入れることで、結果として高校でも勝っている生徒になるんだろうと。

―――最後に。

イチタケ: DVDには白幡先生からのメッセージが流れるコーナーがあります。中学の指導をされてきた先生らしくソフトテニスというのは態度がでる競技だし、学校生活をしっかりやって、プラスαでソフトテニスがあるんだ、という話をしてくれています。こういう話をしてくれるのは中学の先生以外なかなかいないので。非常に大事だと思いますし、ぜひ生徒さんと見ていただきたい内容です。

―――ありがとうございました。

●今回ご紹介した商品 
「勝ち」にこだわる指導&実戦練習〜鶴岡・白幡監督の攻撃的テニスの確立〜【全2巻】
詳しくはこちら(指導に役立つDVDナビ)
  • 発売元:ジャパンライム株式会社
  • 指導・解説:白幡 光(山形県 羽黒高等学校ソフトテニス部監督、元・鶴岡市立鶴岡第一中学校ソフトテニス部監督) 男女とも全中出場、全中団体優勝、2017年インターハイ団体優勝 他
  • 実技・協力:山形県鶴岡市立鶴岡第一中学校ソフトテニス部、山形県選抜男子

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【ざっくり言うと】 白幡先生の”中学生”指導方法が今でも必見な3つの理由
  1. 基本であり普遍的と言える内容をとりあげている
  2. 「両極端をやらせる」という考えが非常に実戦向き
  3. 生徒と一緒に見れる

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(指導に役立つDVDナビ)


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