全国の指導者の皆様、こんにちは。
NTT西日本ソフトテニス部の堀です。
約1か月ぶりの投稿です!最後まで読んでいただければ幸いです。
 
前回からの話の続きになります。
先日一線から退き、日本ソフトテニス界を大きく変えた篠原・小林組(日体桜友会・ミズノ)。憎まれるほど強かった彼ら。私と同世代なので、個人的な意見としてはまだまだ若手の壁として頑張ってほしかったのですが、戦術も肉体もまだまだトップレベルでありながら、一線を退く決断をした彼らの思いは様々な葛藤もあったと思います。私なんかと比べると、ひとつもふたつも先の事を考えている人間ですので、きっと彼らの中で未来像が描かれているのだろうと思います。
 
今でこそ、我々NTT西日本も意識が高いと言われるようになってきましたが、篠原・小林のプロ意識というのはお世辞抜きで突出していたように思います。
コート内で意識が高い選手は山ほどいるのですが、コート外でも意識が高い選手というのはナショナルチームの中でもほんの一握り、その点で言えば、篠原・小林の試合前・試合後のルーティン化されたような、エレガントな立ち振る舞いは、同じ競技者として圧倒されるものでした。他の選手のひとつ上のステージに立っているような雰囲気でした。
 
そんな他を圧倒する彼らに、中堀・高川なきあと、誰も歯が立たない時期が長く続きました。我々NTT西日本の選手の中でも、「どう頑張っても勝てないですよ」と発言する選手さえいました。
世間も、篠原・小林すごい!という意見と、あんなテニス面白くない!という意見で割れました。しかし彼らの目指すは世界一のソフトテニスでしたので、決してブレることなく、念願の国際大会個人ダブルスチャンピオンの座に上り詰めます。
「篠原・小林ばっかり勝って面白くない」と言われながらもブレずに突き進めた心境を今度彼らにはじっくり6時間ぐらいかけて聞いてみたいと思います(笑)
 
昨年、我々も「NTTばっかり勝って面白くない」「テニスがつまらない」と揶揄されたこともありました。選手は一丸となって必死に戦いましたので、責めないでやってほしいのですが、私も選手も非常に違和感があるのは、天皇杯を制した村上・水澤組はペア正式結成して5か月ほど、社会人・全日本インドアを制した丸中・長江組も正式結成して1年未満と、“とても短い期間で結果が出てしまった” のです。当然、これまでの積み上げが土台になっているのですが、ペアが変われば戦術も大きく変わります。ましてや、村上は前年までベースラインプレーヤー、丸中は前年、前のプレーを封印し後衛で戦いました。
やりながら良くなっていく実感はありながらも、「ペアとしては全ペアまだまだ成熟していない」と私は思いながら見ていましたので、そんな中での昨年の結果は違和感に繋がったのだろうと思います。

実際に天皇杯決勝の戦いは2ペアとも、かなり固さがあり、足が止まっている分、ミスもいつも以上に多かったたですし、風の強さも影響し、見ている側は「つまらなかった」と思います。私も「いつもの6割くらいの出来ではないか?」と思いながら見ていました。ですが、素晴らしいチームメイト・チームワークに支えられた中で、チーム代表の2ペアとして決勝で戦う姿を大変誇らしく見ていました。
 
 悪い言い方をすれば「出来の良くない試合」でしたが、天皇杯を迎えるまでの部内戦、特に直近1ヶ月の部内戦はどの試合もワクワクする内容でした。

どんな大会を見るよりも、部内戦を見る方が楽しかったくらいです。

私は「とにかく同じ負けかた、勝ちかたをしない努力をしよう」「4-2で前回勝ったなら、今回は4-1で勝つ」「前回2-4で負けたなら、今回は違う方法で勝つ」と勝った側にも負けた側にも創意工夫を求めました。

公式戦では自分たちの得意な形で勝つケースが多い中、日頃の部内戦の中では様々な陣形や作戦が入り乱れます。各ペアが、練習試合ではなく、試合のための練習試合として取り組んでくれるからです。雁行陣だけで終わらない、Wフォワードだけで終わらないテニスを部内で毎日繰り広げることで、様々なテニスに対応する力もついたと思います。

昨年度までは、自分たちのスタイルで突き進むことが出来ました。こういうテニスをされたら、次はこう、というところまで準備出来ていたのですが、結果は次を出す前に終わるシーンが多かったので、見ている人からすれば「つまらない」まま終わるケースが多かったと思います。

ですから、我々としてはまだまだソフトテニスは面白いプレー、戦術がある。また生み出される!と確信しています。そして他の実業団や学生たちが、もっと研究し攻略法を編み出してくる!と信じています。その技術戦術の繰り出しあい、編み出しあいが更にソフトテニスをパワーアップさせると思います。

我々NTT西日本のメンバーは、先述したように、まだまだペアとしては未完成・未熟です。やっとこれから更に面白いテニスに変貌していくという最中です。

私は「負けても良いからチャレンジする!」というのは大切ですし、よく聞く言葉ですが、それでは無謀に終わるケースが多々あると感じています。
チャレンジして尚且つ勝つ!勝ちにこだわるというのが本物の挑戦ではないでしょうか。本当の自信・成長に繋がるのではないでしょうか。

チャレンジには創意工夫がなくてはいけません。「当たって砕けろ」では一発勝負では良いかもしれませんが、長続きしないものです。

NTT西日本では、“創意と工夫”を持って日々の練習の中からチャレンジしていく、2018年度更にソフトテニス界を面白くする。ひとつはそんな夢を描いています。

いよいよシーズン突入です。
本年度皆様にとって良い1年になることをソフトテニス仲間として祈念しております。



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From:部活運営のヒント





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