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こんにちは。清明学園中学の盒兇任后

3月全日本都道府県対抗戦のことです。東京選抜で日本一に向かって戦ったときのことを紹介させてもらいます。

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◎指導しない勇気

3月あたまに、こちらがなんのアドバイスもしなくても試合で勝っていけるようになるくらい、どんどん力をつけてきました。実際、プレ大会と位置付けている試合では、2面展開であったこともあり、彼の試合は全く観ずに彼に任せました。それでも競り勝ってくるくらい調子がよくて、その生徒とは
「 都大会新人が終わってから地道にやってきたことが形になってきたね。」
「 全国大会、楽しみだね。 」と彼と確認をしていました。
 
 しかし・・・・簡単に単純に順調に思うようにいかないのが中学生だと再確認できました。

大会が近づくにつれてボールが入らなくなってきました。疲労感もあったかもしれません。プレッシャーもあったかもしれません。昨年は、先輩が団体・個人で勝ち上がっていくところを目の当たりにして、スタンドから目を輝かせていましたが、試合が近づくにつれて状態がよくない。

 そこで毎日のように本人とは確認をしました。
「 先生がつきっきりになって、へばりついて声をかけて球を出して指導をしたら、よくなるかもしれないけれど、自分で考えてメニューを組んで練習量も考えて上向きになっていくこと、自分でプロデュースすることが大切だから。それを自分で乗り越えられたら、さらに自信になるから、全部自分でやるんだよ 」と私の性格からするとあれもこれも手を出していきたいのですが、彼の成長の為に任せました。

一生懸命、黙々と打ち込んでいました。しかしよくならずに、ペアーの前衛の生徒には「 うーん!間に合わないかもしれないから。なんとかしてね。 」さらに準備を進めました。

 そして大会現地会場での合宿が始まります。今日もボールは入りません。
 現地での練習試合でも参加させずに黙々と打たせました。

【 指導しないとだめかな 汗 少し焦りました。でもやはり我慢しないといけない。なぜなら、さらに全国夏の勝負、もっと先の高校テニス・次のステージと考えた時に、「 この経験は大きなものとして返ってくる 」と考えました。

明日が最後の一日練習となる夜です。部屋のノックがなり、彼が立っていました。提出を義務付けていないテニスノートを片手に 「 あす、細かくみてもらえますか? 」驚きました。
彼は半端ないシャイボーイです。そのようなシャイボーイが自分から訴えてくるのだと...もちろん即答しました。「 わかった!半日、マンツーマンでやろう 」「 今日はすぐ休め 」

半日間、私も声をかけながら基本練習の繰り返しです。練習メニューも彼と相談をしてつくりました。だんだんとボールが鋭く入るようになりました。気持ちからバランスを崩していたかもしれません。特別な練習をしたわけではありません。
 
なんとか大会では団体・個人ともにラケットを振りきることができました。入賞はできませんでしたが、本人もなんとか夏に繋がる全国大会でした。


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◎自分で道を切り拓く

PS ここ1・2年
強豪に進学をしなくても卒業生が、高校の大会で驚くほど活躍できるようになりました。
在学中に「 どこの高校に進学しても自分自身で道を切り拓けるようになろう。」という話をして、勝つこと以上に教え込まないことを意識しているからかもしれません。
 
ただ、自分の性格上、ついつい指導しすぎる・干渉しすぎることをいつも反省しています。そのようなこともあり、以前から決まっていた大切な遠征を保護者に任せてあるところに勉強に行ってきました。次回紹介します。
 
先日、ナイター練習のことです。中3が修学旅行期間中でしたので、近隣のジュニア選手も混ざっていました。基本練習が終わった後、ラリーをしたかったのですが、あまりにも人が多くて困りました。どうしようかと考えると、バドミントンラインが4面あったので、急遽ネットを外してバドミントンラインを使ったテニスを行いました。異様に盛り上がりました。



紹介でした。


【編集部より】※高橋先生へのお手紙、ご質問、レター等は、都道府県・ニックネームを添えて、
sofuonhenshubu@gmail.com までお寄せください!(ご質問・ニックネームおよび先生からの回答はメルマガ上で紹介させていただく場合もございます)
 
●参考情報:

清明学園・高橋先生に関する記事:

 ●ソフオン編集長が高橋茂先生の指導方法の根幹に迫るインタビュー

[ 高橋 茂 監督 プロフィール ] 
 清明学園中学校 ソフトテニス部顧問 
 全日本アンダー17男子コーチ 

[ 清明学園中学 近年の戦績 ]
 (平成26年度) 全国中学校大会 男子個人戦優勝、男子団体戦出場 
 関東中学校大会 男子個人戦優勝・ベスト16、男子団体戦優勝 
 第2回国際ジュニア大会 男子シングルス優勝 
 過去5年間では全国出場3回、都道府県対抗10年連続出場、東京都大会・個人の優勝は10回以上 
 
 
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