無題4
【熱き想いを語る、真砂(まさご)コーチ】

ソフオン編集部 ふくじーにょです。

さて、前回の記事の続きです。
Youtubeで知った、スクールでソフトテニスを教える「真砂(まさご)コーチ」。

プロフェッショナル まさごコーチの流儀!?
http://st-on.blog.jp/archives/52273717.html

この人には会ってお話をきいてみねば!

ということで、

インタビューしてきました。

●なぜ、会社員をやめてソフトテニスコーチをはじめたのか?
●奥さんは反対しなかったのか?
●生徒はどれくらいいるのか
●飯食えているのか
●今後の野望は?

いろいろと聞いてきました。

同世代ということもあり、
正直、めちゃくちゃおもしろかったです。
このインタビュー。

Webコンテンツらしからず、長いです。(笑)

【プロフィール】
真砂 淳 (まさご じゅん)
ITCソフトテニスチーム ゼネラルコーチ
  • 生年月日 昭和51年6月2日
  • 和歌山県出身
  • 楠見西小学校(和歌山LCCクラブ)⇒楠見中学校⇒
  • 上宮高等学校(大阪)⇒日本大学(東京)
  • ソフトテニス歴 28年
  • 好きなマンガ ドラゴンボール
  • 好きな芸能人 ダウンタウン
  • 好きなアーティスト B’z

【戦績】

  • 都道府県対抗全日本中学ソフトテニス大会 3位
  • 全国高等学校総合体育大会(インターハイ) ベスト8
  • 全日本高等学校選抜ソフトテニス大会 ベスト8
  • 近畿実業団リーグ 優勝
  • 日本実業団リーグ 出場

――:真砂さん、はじめまして。ソフトテニス・オンライン編集部の「ふくじーにょ」と申します。

真砂:どもども!はじめまして〜。オンライン、いつもみてますよー。
オンラインさんに出ることが夢だったので、めっちゃ嬉しいです!

――:ありがとうございます。さっそくなのですが、YouTubeであやしげな(笑)動画を発見させていただいて、こうして連絡とらせてもらいました。ぶしつけですが、どんな人なんだろう?ということで。

真砂:はいはい!僕なんかでよければ。笑

――真砂さんって、当時全国でも強豪だった日本大学ソフトテニス部ご出身ですよね。
たぶん、ちょっとだけプレー拝見したことがあります!僕も関東リーグ散々見ていたので。

真砂:え!そうだったんですか。
めっちゃはずかしいですね。

――:その後、大学出られた後、最初は実業団の選手になられたんですよね。

真砂:それがですね。卒業して、すぐじゃないんですよ。当時不景気の時代で、肉体労働含めていろいろやったんです。市役所でもちょっと働いたりしてます。で、まわりまわって社長がソフトテニス出身の会社が関西にあって、そこに入社したんですよ。

――:普通の会社で、その社長さんがソフトテニス出身者ということですか?

真砂:はい。社長が、ソフトテニスの選手。現役の。

――:そういう会社さんがあるんですね。

真砂:でも、実業団まではなかったんですよ。で、社長もメンバーに入れて、ちょうど6人なったんですよ。そしたら、「実業団やる?」みたいな。で、じゃあやりましょうってなったんですけど、なんとびっくり、6人全員後衛だったんですよ。

――:え?!ほんとに?(笑)

真砂:はい、選手を集めてないんでね。

――:はいはい、たまたまじゃあ…。

真砂:仕事がなくて集まってきたんで。で、実はですね、頑張ったんですけど、近畿の実業団リーグは優勝してるんですよ。これは、すごいと僕も今思うんですけど。

――:近畿の実業団で優勝ですか?!

真砂:そうですよ。3回してますよ、実は。

――:すごいですね。だって、近畿って言ったらワタキューさんとかもいるしとか…。

真砂:はい。ただね、爐燭澄蹐付くんですよ。強いチームは、上の日本リーグとかから落ちてこないんですよ。

――:そっかそっか。笑

真砂:そうなんですよ。僕らは、近畿一位になる、日本実業団リーグ行く、落ちるみたいな(笑)。京都市役所さんとかは、もう落ちてこないじゃないですか。

――:絶対落ちてこないですもんね。

真砂:僕らは落ちるんで、また優勝する(笑)。

――:上の方で行ったり来たりの中で、実業団の中では一番上の方でずっと。


真砂:はい。ゼロからチームを作ったんですけど、昔からそういう能力ありましたね。


無題

――:何にもない所から何かを作る能力ですか?

真砂:自信があると言うか、もう「やりたい」と思ってやっちゃうタチなんですよ。で、今のスクールのコーチ始めるに当たっても、僕結婚してるんですけど、子供も中1と小4がいるんですけどね。
(真砂さんは現在「ITCテニススクール」のソフトテニス担当ゼネラルコーチ)

――:え?子供さんデカッ。すごい。

真砂:嫁さんは、もう初め反対すると思いきやですね、諦めてました。

――:もうあんたの好きにしてくださいみたいな感じですか。

真砂:多分僕が本気になってる時って分かるんです、多分。曲げられへんって(笑)

――:良い奥さんですね。ちょっとそれ、マジっすか。

真砂:だから、そうなんですよ。で、まずITCなんですけど、硬式のテニススクールだったんですね。僕もよく分からず、ソフトテニスのスクールやらせてもらえるて言うからって入ったんですよ。

――:そういうお話があったんですね。


無題.2jpg

真砂:はい。大学のOBさん辺りからですね。

――:「ちょっとお前やってみないか」みたいな感じですか・・。

真砂:はい、まさに。やってみーひんか‥給料は‥っていう話にいろいろなりましてね。もう一番初めから、ITCの社長と交渉しましたよ(笑)。

――:そうですね。子供2人食べさせてやらなきゃですもんね。

真砂:そしたら、社長がすごい人で「やっぱり先行投資やっ」て言って、まだ何もない状態で給料バーンってくれまして。

――:すごいですね。

真砂:ねえ、すごいありがたいですよ。

――:いや、でも真砂さんの多分何かを、情熱と言うか何かを感じとったんでしょうね。

真砂:いやいやほんま運ですね。実はITCは20拠点もスクール施設持ってたんですね。

――:硬式テニススクールの拠点がですね。

真砂:入社時にはそれも知らなくて。そこに「ソフトテニススクールも作っていけー」ということで、9拠点も作ったんですよ。

――:すごいですね、もう約半分ですね。

真砂:だから、9施設もあるんですよ、僕のスクールは。だから、他のスクールより展開の規模が大きいんですよ。

――:なかなか9拠点もできないですよね。

真砂:できないと思いますね。

――:ちょっと戻るんですけど、実業団ってそれなりに楽しかったと言うか、結果は残ったわけじゃないですか。3回も優勝されて。それなのに「コーチ」の方に行こうと思ったのは、きっかけみたいなのは何かあるんですか?

真砂:もちろん実業団チームがまだあればやってたんですけど、若手がみんな辞めちゃってったんですよ。で、部員がいなくなってきて、社長と「やめよっか」ってなったんです。

仕事だけ続けてたんですけど、ちょうどこのままやってても面白くないなって思って。

――:それは、おいくつぐらいの時ですか?

無題3


真砂:39歳ですね。

――:すごい。

真砂:周りはバカや言われましたけど…。

――:40前にポーンと方向転換するってことですもんね。

真砂:そうですね。で、ソフトテニスの大会会場行くと、知り合いにいっぱい会います。ちょうど和歌山国体がありまして。

――:何年か前ありましたよね。

真砂:はい。その時、そこの会場に行って知り合いに「おれな、ソフトテニススクールの料金とか内容はこんなんでやろうと思うねんけど」みたいなことを話したら、みんなものすごく冷ややかでした。(笑)

――:そんな上手くいくのかみたいな感じの空気ですか。

真砂:お前何言ってんの?みたいな(笑)。

――:ソフトテニスは学校でやるもんでしょう、みたいな。

真砂:僕の中では完全に本気やったんですよ。

――:「教える」にしてもいろんな選択肢あるじゃないですか。例えば、それこそ外部コーチやるとか、先生になるとか。

真砂:一番大きいのがですね。うちの父親がちょっともう70歳になって、昔、ソフトテニスのプレーヤだったんですよ。僕よりも全然強かったんですけど。で、和歌山北高校という所で先生もやってたんですけどね。

ただ、みんなによく「ソフトテニス強くても金にならんやんか」ってずっと言ってたんですよ。これがプロスポーツなら、、とずっと言ってて。

――:なるほど。

真砂:それが僕の中に強烈にあったんです。

――:飯食えないだろうと。

真砂:はい。だったら、ちゃんと飯食おうと。

――:すごい。

真砂:もっと言えば、自分だけでなくスタッフも「雇用」もできなきゃと。

――:雇用ができれば「継続」しますからね。

真砂:はい。だからある意味プロ一号になりたいなというのはありました。

――:じゃあ子供の頃の原体験がずっと残ってたってことですか?
中学校ぐらいに、親父さんにそういうこと聞かされてたんですかね、テニスじゃ飯食えないぞみたいなことって。

真砂:はい、中学校ぐらいから。で、特にあともう一個。選手で日本一にやっぱりなれなかったんですね。で、日本大学行って、日本一の先輩いっぱいいるんですけど。

――:いっぱいいますよね。

真砂:はい。で、それに対してやっぱりちょっと悔しさもあるので、じゃあスクールで日本一になろうというの。「見返す」ではないですけどね。


――:なるほど、すごいですね。だって当時の日大といえばすごい選手だらけでしたよね。紙森さん(現 高田商業高監督)さんとか。

真砂:そうですそうです。紙森さんともいろんな・・・思い出があります(笑)。

――:それで、中学時代からのその強烈な思いがあって、自分が何とか飯食ってやろうというのもあり、で、そういうITCさんとの出会いもあって、で、やってやろうってことなったわけじゃないですか。で、そこから9拠点まで増やすのに何年ぐらいかかったんですか?

真砂:2年かかりましたね。最初、生徒が0人から始めたんですけど、生徒が1人が来るのに1か月かかりましたね。

――:1ヶ月は募集してもぜんぜん反応ナシってことですか…。

真砂:そんなもんでした。これは書いてほしいですね。

――:それは、広告として新聞の折り込みチラシとかもやったりするんですか?

真砂:もちろん折り込み行きますし、ネット広告も。なんせありとあらゆる媒体に広告出しました。スクールの料金も月謝で8000円9000円するんです。

――:月額で。

真砂:もちろんターゲットが部活をやってる中学生なんで、普通で考えたら、クラブやってるから行く必要ないやんっていうところを9000円ぐらい取ってでも来てもらうの最初はが難しかったですね。

――:それって、最初多分めちゃくちゃ苦労されたと思うんですけど、何がそのきっかけになって、ある程度入ってくるようになったんですか?お客さんが。

真砂:生徒はみんな最初は「怒られると思った」って。

――:「お前ここダメだぞ」って言って。

真砂:でも、僕は逆なんですよ。ほめるんですよ。僕は、あんまり言えないですけど(笑)、学生時代に地獄を味わってるんで、だからこそほめれるんですよ。

やらされてる時って強くならないじゃないですか。自分が本気になった時って、やっぱり強くなった。ほめて、やる気になって楽しくなって続けてほしい。

で、その先に勝ち負けってなるとサポートできないかもしれないですけどね。スクールとしてはね。学校では、ほめてもらえないんで、やっぱり伸び伸びとできる環境を作ってやると、友達が友達を呼ぶんですよ。

――:なるほどね。「あそこいいよ」と。

真砂:倍々ゲームになっちゃうんですよ。

――:すごい。じゃあ最初の子達が入ってくれたら、続いていきますね。

真砂:そうですね。ほんなら先輩が卒業したら、後輩呼びよるんですよ。そのサイクル作んの3年ですね。

――:そのサイクル3年かかったんだ。

真砂:となると、そこの地域がもうグルグル回りだす。

――:いまや広告やんなくても、結構来てくれるんじゃないですか?

真砂:いや、もう知ってんのは知ってるんでね。あときっかけ作りなんですよ。無料イベントとか…。怒られると思ってたけど、「あれ?楽しい」みたいな。

――:なるほど。あれ?優しいし、何か楽しいし。

真砂:「こんな自由なん」みたいな。コーチおもろいことしか言わへんし。

――:すごいです。

真砂:関東のスクールとやっぱ違うかもしれないですね。

――:そうなんですね。

真砂:関東だったら、多分何かここのストロークは、ここに当てて、この面をここでとか何かごちゃごちゃ、多分関西だったら子供も「もうええからはよ打たせてや」ってなるんですよ。

――:笑。1回何時間ぐらいやるんですか?スクール。

真砂:中学生は、一時間半ですね。

――:何時からやるんですか?夜ですか?

真砂:季節によって違うんですけど、大体6時半からと夜もやるんですよ。8時から9時40分とかもあるんですよ。夜の部、結構埋まります。

――:すごい。そっか、やっぱ学校も終わって、食事も食べてとか。

真砂:そうですね。

――:そこはちょうど生徒の時間が空いてるんだ。

真砂:はい、空いてますね。みんな来ますよ。

――:あと、真砂さんお一人で9拠点って回せないですよね?

真砂:はい、そうですね。なので…。

――:どうされてるんですか?

真砂:アルバイトコーチがいますね。あと、硬式のコーチ、元々いるコーチでソフトテニス出身のコーチって多いんですよ。で、打ったら全然上手なんですよ。

――:ソフトテニスに関わるコーチは、じゃあ今何人ぐらいなんですか、全部で?

真砂:25…。そうですね。20人ぐらいはいる。でも、社員っていうのは、ソフトテニスだけっていうのは、僕です。あと、アルバイトのソフトテニス専門はいるんですけど。だから、ほんとはソフトテニスだけの社員を雇えるようにはしたいんですけど。

――:そういうことなんですね。

真砂:はい、まだちょっと確立できてないんですけど。

――:でも、すごいですね。専門が真砂さん一人の中でそうやって回せてるんだったら、すごい。

真砂:そうですか。ノリと勢いだけですよ。

――:いやいや、それがなかなかできないですよ。

真砂:そう言ってもらったら嬉しいっすね。

――:今後の野望・目標を教えてください。

真砂:今後、運動部活がどうなっていくかわからないじゃないですか。その中でソフトテニスを続けてもらうには、スクールの存在価値は大きくなると思ってます。

――:中学でソフトテニス部が無い子とかだったらこのスクールへ、、とか…。

真砂:はい、例えば公認スクールのような仕組みができて、全国の「こことここはOK(公認)」みたいなってなれれば良いなととは思うんですけどね。あとは、もちろん日本一の生徒数にしたいですね。

――:なるほどね。ソフトテニススクールで日本一…。

真砂:人数でですね。

――:今ってソフトの生徒さんの数、言っていただけるか分かんないすけど、どれぐらいいらっしゃるんですか?9拠点全部で。

真砂:240人ぐらい。

――:結構なもんですね。

真砂:そうなんですかね。全然社長が言う人数には届いてない(笑)
1000人とかが欲しい。そうじゃないと、僕以外の人が食えないので。

――:何人もが食っていけるって意味では。

真砂:そういうことです。ソフトテニス出身の子は、いい子でも卒業したら実業団行くしぐらいしかソフトテニスで食っていく道がない。彼ら・彼女らの現実的な選択肢に「スクールのコーチ」も入れたらいいなと思っています。

――:スクールコーチもあるぜみたいなとこですね。

真砂:はい、儲かるぜみたいな。(笑)

――:いいですね。夢がありますですね。
がんばってください!

本日はありがとうございました。

無題5


* * * * * *

真砂さんとは同世代ということもあり、
共感ポイントも多く、正直、めちゃくちゃおもしろかったです。

コーチでメシを食える人を増やすというビジョンに燃えるまさごコーチ。

がんばってください!


前回記事:

プロフェッショナル まさごコーチの流儀!?

Youtube:

ITCテニススクール ソフトテニス ゼネラルヘッドコーチ 真砂淳インタビュー
/ソフトテニスコーチ リクルーティング動画



関連サイト:

ITCソフトテニススクール

ITCコーチ採用情報ページ


ITCソフトテニススクールのホームページより:


ここが違う! ITCソフトテニススクール

ソフトテニス
試合に直結した実践の為の練習をします。
たとえば、ラケットからボールが離れた瞬間に次のプレーをすぐに考えるクセをつけめために、通常、部活などでは1本打ち(生徒が生徒に1本ずつボールをあげる練習)が多いと思いますが、ITCではコーチが1本打った後にすぐに短い2本目を出して前で打つ練習をします。この練習に慣れてくると、相手の動きに対して素早く反応する習慣がつくようになります。


ブログのトップページへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加