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春の全国大会を目指しながら、生徒と相談をして変えたことを紹介します。技術的なことなので賛否両論あるかと思いますが・・・。ご参考になればと思います。

◎前衛のある選手

 後ろに下がった場面でのストロークレシーブミスが多くて試合の流れをいつももっていかれてしまうことが多かったので、どうしようかとその選手と悩んでいました。
 ある強豪高校との練習会です。その選手のラリーをいろいろな角度から観察しました。「 下半身も強くなったトレーニングも人一倍取り組むタイミングも悪くはない。でも試合になれば、遅れてしまう。」より確実に正確なストロークを身につけてほしい。では実際どこを変えればよいのか。
たまたま彼の後姿から観察していると、テークバックのラケットが気になりました。『 思い切ってより正確性を追求するために、テークバックを寝かせようか 』と提案しました。不器用な彼でしたが、その日には、寝かせられるようになりました。
その後の経過を観察すると、徐々にレシーブミスストロークミスが減ってきました。彼も納得して取り組んでくれたことがよかったのかもしれません。今までミスの大半がストロークであったのが、今ではストロークミス0で試合を終えることが出来るようになりました。
 しかし、彼に「 このテークバックだと破壊力あるボールは打てないから高校でも勝ちたいのであれば、どこかのタイミングで戻した方がよいかもね 」と伝えました。

 そして数か月後、またある強豪チームの練習に参加した時に、指導者が「 試合の場面で、ミスができないポイントはテークバックを寝かせて正確性をだすなどの工夫ができれば勝てる 」という指導を女子選手にされていたのを耳にして、「 同じ発想だ 」「 間違っていなかったね 」とその選手と喜んでことを憶えています。
 彼も最後の夏がやってきました。目標にむかってどこまでやりきれるのか見守りたいと思います。




 また彼から春の全国大会終わりに、「 東京選抜結成当時、高橋先生から東京選抜過去最弱の前衛といわれてと・・・でも頑張りました 」のような挨拶をされました。彼は笑いながらいってくれましたが、猛省しました。謝りました。言ったことも覚えていなかったのですが・・・
 言われた本人は、とても傷ついただろうし顔で笑っていても心では泣いていたかもしれません。申し訳ないことをしました。言葉を使う商売をしている教員としては、絶対に言ってはいけないことでした。

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◎PS 

 都大会、無事終了しました。この暑いなか、監督会議も入れて6日間、先生方、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。毎年、大会が終わると自分なりにレポートをまとめることにしています。誰に見せることなく自分自身が向上するためです。たくさんの反省がありました。頭でわかっていてもやはりできないことがあります。
 毎回書かせてもらっていますが、やはり教えすぎてしまいます。指示をし過ぎてしまいます。生徒に任せればよいのに・・・。日々勉強です。関東大会出場の皆さん、おめでとうございます。全国目指して素晴らしい戦いをしましょう。群馬県の先生方、お世話になります。

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【編集部より】※高橋先生へのお手紙、ご質問、レター等は、都道府県・ニックネームを添えて、
sofuonhenshubu@gmail.com までお寄せください!(ご質問・ニックネームおよび先生からの回答はメルマガ上で紹介させていただく場合もございます)
 
●参考情報:

清明学園・高橋先生に関する記事:

 ●ソフオン編集長が高橋茂先生の指導方法の根幹に迫るインタビュー

[ 高橋 茂 監督 プロフィール ] 
 清明学園中学校 ソフトテニス部顧問 
 全日本アンダー17男子コーチ 

[ 清明学園中学 近年の戦績 ]
 (平成26年度) 全国中学校大会 男子個人戦優勝、男子団体戦出場 
 関東中学校大会 男子個人戦優勝・ベスト16、男子団体戦優勝 
 第2回国際ジュニア大会 男子シングルス優勝 
 過去5年間では全国出場3回、都道府県対抗10年連続出場、東京都大会・個人の優勝は10回以上 
 
 
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