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こんにちは。
ソフオンブロガーの荒川です。


4年に一度のアジア最大のスポーツの祭典、アジア競技大会。

このアジア大会を観戦するため、8月27日からの1週間インドネシアに行ってきました。


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羽田からガルーダ・インドネシア航空で、首都のジャカルタまで7時間半。

そこからソフトテニス競技の開催地であるパレンバンまでは、国内線に乗り継いで1時間ほど。

トランジットまでの時間をジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港で過ごします。


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空港に着くと、見渡す限りアジア大会一色。

いよいよ開催地まで来たなと、高揚感に包まれます。


オリンピック競技にとっては、2年後に迫った東京五輪のプレ大会ともいえるのがこのアジア大会です。

東京ももうすぐこんな感じで賑わうのかなと想像が膨らみます。

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インドネシアの国技ともいわれるほど人気のバドミントンをはじめ、卓球、ビリヤードなどスポーツを楽しみながら時間を潰せるスペースも用意されていました。

フットサルができる小さなサッカーコートまであります。

なんだか、ここで1日遊べちゃいそうです。


ところで、そのサッカーコートの脇に立っている不思議な形のモニュメントは何なのでしょう?


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説明書きを読もうと思ったら、インドネシア語でまったく分かりません。

英語ならまだ少しは意味も伝わりそうなものですが、いかんせん現地語では内容が皆目見当つきません。


(それにしても、あの座布団を重ねたようなタワーには、一体どんな意味が込められていたんだろう・・・)

どこかモヤモヤした気持ちを抱えながら、空港内をぶらぶらします。


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コンビニの商品ラインナップも充実していて、日本に引け劣りません。


世界中どこへ行っても、コンビニさえあればなんとかなりそうな気さえします。

一体なんてコンビニエンスなストアなんでしょう。


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とりあえずお菓子を買って、外貨両替したばかりの手持ちの高額紙幣をくずしておきます。


慣れない海外ではかさばらないクッキーやビスケットをひとつバッグに入れておくだけで、万一食事にありつけなかったときでも空腹をしのげて重宝します。


ちなみに、1ルピアは約0.0076円(2018年8月現在)。

1円がおよそ132ルピアくらいの計算ですので、ざっくり下2桁を取り除くと日本円でいくらくらいかイメージが掴めます。

たとえば、25,000ルピアと言われれば、ざっくり200円ちょっとかな?といった具合です。


100,000ルピア札など使う紙幣の桁も大きいので、ちょっぴりお金持ちになった気分になります。

ペットボトルの水を買って、「細かいのないから、はい10万円で」みたいな(実際は円ではなくルピアですが・・)。

きっとハイパーインフレになると、こんな感じなのでしょうか。



パレンバンへの到着は夜遅くなるため、乗り換えの飛行機を待つあいだに空港で夕食を済ませます。

KFC、スターバックス、クリスピー・クリーム・ドーナツなどの定番から、日本食も丸亀製麺、吉野家など、必要なラインナップは一通り揃っている印象です。


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空港内もいろいろ歩き回ってみたいので、早いうまい安いの三拍子揃ったこちらでサクッと食事を済ませます。


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「JAPAN's No.1 Beef Bowl」のキャッチコピーは伊達ではありません。

七味唐辛子の代わりにテーブルにあったチリソースをかけてみたら、エスニック風味の牛丼でそれはそれでいけました。



食事も済ませ、空港内を徘徊。

インドネシアで最初のトラップは、このトイレ。

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てっきり、両サイドとも男子だと思って左側の入口から中に入ると、掃除のおばちゃんが慌てて私に何か言ってきます。

もしかして、間違って女子トイレに入ったか?

まさかな。

入るときちゃんと確認したし。


たまたま他に利用客がいなかったので騒ぎになりませんでしたが、表に出て確認してみると、「こっち女子か!マーク分かりにくいわ!」


ちなみに、あとで発見したのですが、こういうタイプもあります。

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決して色に惑わされてはいけません。

日本の常識が世界の常識とは限りません。



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トイレの中にもトラップが。

この壁についたシャワーノズルは、インドに単身赴任していたときにも馴染みがありました。


「あれ?水を流すレバーがないな」

よく見ると、便座の横に蛇口があります。

東南アジア各国は数年前にも巡ったことがありましたし、インドネシアも今回が2回目だったのですが、このタイプは初めて見ました。


「へぇ〜、こんなのもあるんだぁ〜」と何気なく蛇口をひねると、便器のなかからビューっと勢いよく水鉄砲が襲ってきました。

うわ!

間一髪で身をかわしましたが、危うくびしょ濡れになるところでした。


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もう一度よく見ると、蓋の後ろにレバーが隠れていました。

どうやらこの蛇口は手動ウォシュレットだったようです。


世の中、まだまだ知らないことだらけです。

過信してはいけません。


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トイレネタ続きで失礼しますが、男性用小便器にオシッコ跳ね返りガードがついていました。

これも見慣れないものでしたが、空港以外の街中のホテルやレストランなどどこにでも設置してありましたので、インドネシアでは一般的なものだと思われます。


海外、それもとくに新興国に行くと、決してハイテクではないけどすごく合理的なものを目にして感心することがままあります。



国際空港なのでさまざまな国の人がいて当然なのですが、トイレで用を足していると、明らかに原住民のような原始的な格好をした人が入ってきました。


大小1万3000もの島からなり、マレー人、ジャワ人をはじめとして300もの民族で構成されるという多民族国家のインドネシア。

まぁ、こういう人がいてもおかしくないかと、平静を装います。


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あ、さっきの人!

なーんだ、観光PRのスタッフか。

ですよね〜(苦笑)。




そうこうしている間に飛行機の搭乗時間になり、国内線に乗り込みパレンバンへ。





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パレンバン空港に着くと、揃いのTシャツを着た大会スタッフたちの姿も増えて、いよいよテンションも上がります。


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各国の選手たちと思われる背中に国の名を背負ったジャージ姿の人もちらほら。

ジャカルタ同様、いたるところにアジア大会のディスプレイ。


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何やら、記念撮影欲をそそる表彰台が。

これは、写真撮りたくなりますねぇ。



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元日本代表の篠原さんと、元関東選手権成年チャンプでもあるスポーツナロの吉田さんを抑えて堂々の1位!

やったどーーー!!


さすがにテニスの勝負ではあり得ないので、勝ったのはおそらく「図々しさ」か「恥じらいのなさ」あたりだと思います。



そんなこんなで、現地入り。

この日はそのままホテルで休み、翌日から始まる熱い戦いに心躍らせていました。






パレンバン滞在中は、基本的に試合会場とホテルの往復でしたので、そのあたりの様子を少し。


今回の旅は、スポーツナロ主催のアジア大会観戦ツアーに申し込み、参加させていただきました。

ホテルは2カ所に分かれていたのですが、私が泊まったのはアマリスホテル。

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リーズナブルなホテルでしたが、立地、設備、サービスなど申し分ありませんでした。


朝食ビュッフェのメニューも充実。

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インドネシア料理の定番、ナシゴレンやミーゴレンもいただけます。

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「ナシ」はご飯のことで、「ミー」は麺のこと。

「ゴレン」は揚げるという意味です。

いわゆる、チャーハンと焼きそばのようなもので、日本人の口にもよく合います。


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せっかくならとつい欲張ってたくさん食べてしまいそうになりますが、海外旅行では食べ過ぎや食あたりで体調を崩さないよう、最初は食べたい気持ちを抑えて控え目にして徐々にお腹を慣らすようにします。

ちなみに「Iced Tea」と書いてあったそのお茶は、まるでガムシロップを飲んでいるかのように甘かったです。



ホテルから試合会場のジャカバリン・スポーツシティまでは、タクシーで30分ほどです。

日本円にしてせいぜい600〜700円程度なので、数人で相乗りすれば気軽に移動できます。

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途中、アンペラ橋という大きな橋を渡ります。

パレンバン市のシンボルでもあるこの橋は1965年に開通した可動橋で、当初は中央部分を垂直可動させてその下を大型船が通行していたそうです。

しかし、街の大動脈となった現在は渋滞緩和の意味もあって橋を動かすことはないそうです。



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期間中、橋が閉鎖されるという情報があり、会場までのタクシー移動を諦めて電車に切り替えるという事態がありました。

確かに道路が封鎖されていて、車で行く場合は相当な迂回を強いられます。


当初情報が錯綜していて状況が読めなかったので、観戦に行く人を通せんぼしておいて一体どんだけの要人でも来るのかと不思議に思っていました。

もしかしてジョコ大統領を乗せた車でも通るのかなと思っていたら、実はどうやらトライアスロン競技のコースとして使用するためだったようです。



今回のアジア大会開催に合わせて、インドネシア政府も巨費を投じてインフラ整備に取り組みました。

その一つが市街地と会場を結ぶ新交通「軽量高架鉄道(LRT)」です。


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泊まったホテルの目の前にもこのメトロの駅が出来ていたのですが、大会開幕までに全駅開通が間に合わなかったようで、残念ながら現在は通過駅となっていました。


タクシーで別の駅まで移動して、そこから電車に乗り換えます。

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駅の設備も車両も真新しく、しかも大会期間中は無料で乗ることができました。




観戦ツアーの参加者は、今回出場している代表選手たちの親御さん、所属チームの関係者、出身校の恩師などさまざまです。


名だたる強豪校の監督さんなども多数来られていて、国際大会での世界最高峰のプレーを現地で熱心に視察されています。

日本選手の応援ももちろんですが、韓国や台湾など強豪国の選手たちの技術や戦術を持ち帰って、積極的に練習に取り入れようとする姿勢には脱帽です。


日本一になるような学校の先生だからそうなのか、そうやって勉強熱心かつ柔軟性があるから日本一になれるのか。

いずれにしても、強豪校の強さの秘訣を垣間見た気がします。


そうしたそうそうたる方々や選手のご家族とも一緒になって日本代表を応援できたのは、自分にとっても夢のような時間でしたし、何にも代え難い貴重な経験となりました。

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パレンバンの競技会場では、やたらと子供たちが一緒に写真を撮ってとせがんできます。

ジャカルタと違って割と外国人が珍しいのか分かりませんが、ことあるごとに記念撮影を頼まれるので、まるで自分がスターにでもなったかのような錯覚に陥ります。

選手でもなんでもない、ただのおじさんなのに・・・。


でも、じゃあせっかくだからと私も「OK,all together!!」と、自ら積極的に周りを巻き込んでいきます。

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大会運営にあたるボランテアスタッフの子たちとも少し話をしましたが、みんな口を揃えて「2020 Tokyo」にもボランティアに行きたいと目を輝かせていました。

よし、それならと日本での再会を誓ってその場でFacebook友達に。



『袖振り合うも多生の縁』


これは私の好きな言葉の一つですが、海外の旅先で偶々出会っただけの人たちとSNSを通じてすぐに友達になり、いつでも簡単に連絡が取れるのですから凄い世の中になったものです。


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すっかり感化されて、インドネシアサポーターに。



亜熱帯特有の高温多湿な気候もあって、会場ではブース出店していたポカリスエットには大変お世話になりました。

「6本まとめて買うとTシャツプレゼント」というキャンペーンにも心揺られて、ここぞとばかりにポカリを箱買いします。


Tシャツの在庫サイズを確認してもらっている時の一コマ。

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なんと!!

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ヒジャブと顔のあいだにスマホを挟み込み、ハンズフリー!!


今どきのムスリム女子は、こんな感じなんですね。

個人的にはものすごいツボで、誰かに話したくて仕方なかったです。

はぁ、ブログのネタとして書けて、すっきりしたぁ〜。




会場近くのスーパーマーケットでも買い物しましたが、やはり商品が充実しています。

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これだけ揃っていたら、海外駐在しても生活に困ることはなさそうです。


インドネシアに限らないでしょうが、東南アジア諸国も急速に経済発展を遂げていて、もう先進国とさして変わらない状況になりつつあります。

それどころか、ある面では日本よりも進んでいることも多いです。


その一つが、日本では規制が厳しく導入が進まないシェアリングエコノミーの代表格、配車アプリ。

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欧米ではウーバー(UBER)が有名ですが、東南アジアではこのグラブ(Grab)のシェアが高く、遂に今年ウーバーも東南アジア事業をグラブに売却して市場から撤退したほどです。


スマホで呼べばすぐに近くのドライバーが迎えに来てくれて、料金もタクシーより安くて会計も明朗です。



中国、インド、アメリカに次ぐ、世界第4位の2.5億人の人口を誇る大国インドネシア。

子供たちの笑顔、若者たちの活気を見ていると、間違いなくこの国の未来は明るいと思えます。

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前述のとおり、今回はナロさんの観戦ツアーに参加させていただいたので、夜の食事ではツアーの皆さんとご一緒させていただきました。


代表選手を育てた指導者やご両親から直接貴重なお話が伺えたりと、私のようなソフトテニスファンにとっては本当に夢のような時間でした。

ブログでは詳細は差し控えますが、ここでしか聞けない「ぶっちゃけどうなんですか?」という話まで聞くことができて、勝手に興奮しっぱなしでした。

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国際大会を30年以上に渡って見続けているナロさんが企画するツアーですし、しっかりと事前下見して美味しいお店や安心なホテルを探してくれていたりするので、大満足の内容でした。

ベテランのツアーガイドさん、現地のガイドさんまでついていてサポートも万全です。


私も海外での国際大会観戦は今回が初めてでしたが、とにかく最高でした。

一度ツアーに参加すると病みつきになって、毎回参加される常連さんがいるというのもうなずけます。



来年2019年秋には世界選手権が中国浙江省の台州市で開催される予定です。

今回の様子を見て気になった方は、ぜひ一緒に現地で日本代表を応援しましょう!



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こちらは滞在4日目に行ったお洒落な水上レストラン。


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店のカラオケの音量が大きくてちょっと会話がしづらいなと思っていたら、一人二人と踊り出して気づけばダンスフィーバー(笑)。

居合わせた大手テニス用品メーカーY社の方々も参戦して、みんなで歌って踊っての大宴会。



昼間の心震える試合の数々。

そしてさらにパレンバンの夜は興奮と感動に包まれていました。

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