2018年大会を大いに盛り上げた、中本・鈴木(福井県庁)ペア

【後編】

2018年の全日本選手権が終わった。

そして、Twitterによると、翌週のNHK放送も、無事に放送されたようだ。
(録画しただけで私はまだ見ていないが)

すばらしかったあの週末。1周間が経過してもなお、全日本ロスは続いている・・・。

さて、この原稿の下書きは、決勝戦直後に熊本空港で飛行機を待つ待合室に、となりにいる関東学連強豪大学チームを横目に書いているのだが、ずっと引っかかっていたことがあった。

堂々たる戦いぶりで勝ち上がってきた福井県庁ペア。なぜ、決勝はあそこまでワンサイドになってしまったのか?

<男子決勝>
船水・上松(早稲田大) 5−0 中本・鈴木(福井県庁)

「船水ペアが完璧な試合をした」

といってしまえばそこまでなのだが、「中本・鈴木」を、決勝直前に、誠に勝手ながら好きになってしまったアラフォーのおじさんとしては、もう少し複雑な答えを「誰か」に言って欲しい!誰でもいいから。

つまりこのまま帰宅すると、「わだかまり」が残ったままウィークデーに突入し、全く仕事に身が入らない状態で1周間を過ごしてしまう確率100%なのだ。(笑)

そんなことを考えているうちに熊本空港を飛び立った満席の飛行機はたったの1時間ちょっとで成田空港に着陸した。

手荷物の到着を待っていると・・・なんと!そこに「当事者」がいた。決勝戦の、中本・鈴木ではないほうのペアだ。偶然にも一緒の飛行機だったのだ。

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2018全日本選手権 優勝 船水・上松ペア(日本学連・早稲田大学)

こんなチャンスは無いんじゃないか?!

ということで、、

荷物の待ち時間を利用した即席・ショート・インタビューをお願いしてみた。

−−上松さん、船水さん、ソフトテニス・オンラインです。
優勝おめでとうございます。いま少しだけよろしいでしょうか?

2人:
はい、いいですよ!

−−まず上松さん、勝利直後にペアの船水選手に「めっちゃ反応できました」  って言っていたように聞こえたんだけど、そのコメントの理由は?「中本・鈴木対策」としてどんなことを考えていたの?

上松:
  アジア大会に出たことが大きかったですけど、台湾のペアと試合をした時に、つまりダブルフォワードを相手にした際に、僕がとにかく下がってはいけないと、明確に感じたんです。下がってしまっては、相手からするとノープレッシャーですよね?

−−とにかく上松さんは前に詰めることを意識していた

上松:
  そうです。そうすると相手も僕が前のほうにいることでプレッシャーになって(ボレーの面が)ガシャッとなってミスショットになったりしますし。そのあたりの展開を狙い通りにできるかどうか、アジア大会以降も随分練習してきました。


−−上松さんがどれだけ反応が早いと言っても、気持ちいいくらい「切り返し」のボレーが決まっていたよね。あえて聞くけど、それはどうして?

上松:
  ペアとのコンビネーションだと思います。どこに打てばどう彼ら(中本・鈴木)のボレーが返ってくるか想定していたので、うまく反応できたんだと思います。


−−ここからは船水さんに。
  観戦者の想定以上の”完勝”になったわけなんだけど、
  どんなことを考えて試合に入ったの?

船水:
  プラン的には「序盤にロブ」でした。
  ロブを意識させて、中本・鈴木のダブルフォワードのポジションを下げようと思っていました。

−−それが面白いように決まった。

船水:
  2G目、3G目にロブがピッタリ決まってくれました。
  あれが大きかった。
  それと、1G目に僕が前にでて先手を取れたことも大きい。
  前半3Gで流れを作れたのが大きかったですね。

−−それによって相手に変化があった?

船水:
  ロブが通ったので、彼らのポジションが下がり始めましたよね。
  そのあたりは上松にも都度都度、確認しながらプレーしてました。

−−優勝おめでとう。
これからも頑張ってください。

帰りの飛行機でぱったり一緒になった2人への、預けた荷物がでてくる間の短めのインタビューでした。

真剣に、はっきりと話してくれた彼らにすごく大人びた雰囲気を感じた次第です。(本当は疲れていたんだろうけど)疲れた様子も見せずに、対応していただき、ありがとうございました。。

船水ペアは明確な戦いの方針プランを持っていたこと、それが序盤ぴったりすぎるくらいハマって、あの試合展開になったことが、少なくともわかって、僕の心は少し落ち着きました。あくまでも船水ペアからの視点を知れただけではあるのだけど。


「優勝して今の気持ちは?」

とか

「船水さん、前回の優勝と気持ちは違いますか?」

とか

「これからの目標は?」


などなどの質問については、、

NHK放送でNHKの立派な、みんながどこかで見たことがあるちゃんとしたアナウンサーさんが2人に聞いてくれていますので、NHK放送でチェックしてください(笑)。


ソフトテニス・オンライン
http://st-on.jp

文・写真:ソフオン編集部 ふくじーにょ




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