全国の指導者・プレーヤーのみなさん。こんにちは!NTT西日本ソフトテニス部の堀です。

国民体育大会(福井)と全日本選手権(熊本)が終了しました。結果はご存じの方も多いと思います。
ふくい国体の成年男子は2連覇を目指した我々広島県(NTT単独)とライバル和歌山県との決勝戦になりました。紙一重ではあったと思うのですが、3番勝負の末に和歌山県に軍配が上がりました。

思い返すと団体戦の敗退は2年前の岩手国体(決勝:北海道)以来で、和歌山に敗戦し、退場した後は久々に全員がショックで動けない状態でした。大きな敗因は“私(監督)が動きすぎたこと”でした。

国体はどうしても勝ちたいという思いが強すぎて、大会前から私自身の心の中に妙な違和感がありました。思いが強すぎる故に、いつもは言わないアドバイスをしたり過度に声をかけたり、選手に落ち着いてプレーしてもらわなければならないのに、リーダーが一番落ち着いていませんでした。選手もそれを感じ取っていたように思います。

「組織はリーダーの器以上に伸びない」という格言もあります。今国体ではリーダーがどんっと構えて動じない部分が私には抜けていたように感じました。指導者の皆さんの中にも、経験がおありの方がいらっしゃると思います。

練習では気にならないことが、試合本番になった途端に気になり、「何やってるんだ!」と注意してしまうことが・・・指導者の方にとっては、それが最適なコーチングだと信じているのですが、大きな誤りです。それは本番を想定していない日々の指導の裏返しです。本番当日、普段と違う指導者に「普段通りやれ!」と言われても選手は落ち着くどころか緊張してしまうばかりです。

ふくい国体では、さすがに「何やってるんだ!」とは怒鳴りはしないですが(笑)、いつもと違う監督の立ち振る舞いに、選手は「あれ?監督何か普段と違うな」と感じていたはずです。それが和歌山との紙一重の差、少しの「硬さ」を生んでしまったのかなと大反省しました。


さて、前回ブログのアジア競技大会を経て、感じたこと、これから向かうべきところですがどうしても韓国との差というとメンタルの差で片付けてしまいがちですが、そのメンタルというのはどこからくるかというと準備力の差であると思います。


『準備力』
)榿屬ら逆算して、取り組むべきポイントを計画する。
∨榿屬紡┐靴仁習をする(ゲームライクプラクティス※以前紹介しました)
F常を本番化する。本番を日常化する。(流れを変えない。ルーティン)

似通っていますが、3点を挙げました(決してこれが全てではない)。ふくい国体ではが私の中で正常ではありませんでした。(勝ちたい、焦り、不安・・・これが行動に表れた)アジア競技大会では、韓国との技術の“圧倒的な”差は無かった。ただ、この1本の差。それは、韓国チームが Ν△良分で日本チームを上回っていました。

丸中・長江のみならず、船水颯人選手、増田選手、上松選手も本番を想定して相当な努力をしてきたに違いありませんし、日本で屈指の準備力のある5選手だと確信しています。

アジア競技大会後、韓国のエース、キム・ドンフン選手が、「負けるわけがない。どの国よりも、ありとあらゆることを想定して練習してきた」と語っていたのが、全てを物語っています。

技術の差ではなく、メンタルの差というのであれば、それは『準備力』が韓国のほうが上だったということでしょう。国際大会においては、強い者が正しいのではなく、勝った者が正しいのですから。

日本代表の合宿は韓国代表、台湾代表に比べると、半分以下、4分の1、5分の1、それ以下かもしれません。「だから日本は勝てない」「練習量の差がメンタルの差」と嘆くことは、ある中学校が「あの中学校は毎日3時間練習してる、うちは1時間しか練習してないから勝てっこない」と言っていることと同じです。是非これをご覧になられている指導者の皆さんの中に、そういった考えの方がいらっしゃいましたら、ただちに頭の中から消し去ってほしいと思います。

もう一度言いますが、組織はリーダーの器以上に伸びない指導者がそう思ってしまうと、それ以上にチームは伸びません。


----------------------------------------------------------------------
JASPはたくさんの練習メニュー・試合動画が登録無料で見られる!
みんなJASPに登録し、練習・戦術・戦略の幅を広げよう!!

JASPは登録無料です! 
是非登録してレベルアップを図りましょう
----------------------------------------------------------------------- 

中高ソフトテニス部の顧問の先生必見!

<無料メルマガ>

「ソフトテニス部・部活運営のヒント」

中学・高校ソフトテニス部の顧問の先生や外部コーチの方向けに、

部活運営に役立つ情報をメールでお届けします。




ブログのトップページへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加