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こんにちは。
ソフメシの荒川です。


トッププレイヤーたちによるハイレベルな対戦が目白押しの全日本社会人ソフトテニス選手権。

社会人No.1ペアを決めるこの大会。

年齢制限なしの一般の部ではナショナルチーム選手たちを筆頭に、実業団や強豪クラブチームから幾多の実力者たちが集いその技を競います。




一方、私が出場した35の部では「35歳以上の日本一」を決める、これまたハイレベルな戦いが繰り広げられます。



ここで賢明な読者の方々はもうお気づきかもしれません。

はい。

今回私、県予選で負けています。



過去記事:嗚呼、全国への道



今回は我が所沢テニスクラブから、2ペア出場権を獲得したうち1名が仕事の都合で出られなくなってしまったため、私にお声がけいただきました。

もともと山形まで大会を観戦に来ようと思っていた私はその話に飛びつき、今回の出場に至りました。



私のように予選で負けた人間でも、ペアが出場権を持っていれば事前申請による選手変更手続きを経て出場することは可能です。




そんなわけで降ってきた敗者復活戦(?)



私としては「予選は負けたんですけどね(照)・・・」という引け目があるため、あとで胸を張って「全日本社会人出ました!」と人に話すためにも、なんとしても全国での1勝が欲しいところ。

しかし、県の大会でも1回勝つのが困難なのに、全国大会で1回勝つことがどれだけ難しいか・・・

壁は高いとはいえ、せっかくのチャンスを生かさないわけにはいきません。



「おじさん(35男子)の部」とはいえ、いい歳していまだにソフトテニスにドキドキワクワクできるのが幸せです。




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大会初日は一般男子とは別会場。

天童市にある山形県総合運動公園テニスコート。



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ドローは事前に日連から発表されているため、受付で一喜一憂することもなく気持ちの準備はOKです。



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朝の練習コートには、全国から集まったいずれも腕に覚えのあるベテラン選手たち。



その乱打を見ているだけで萎縮しそうになりますが、同じ舞台に立っている以上は悔いなく思い切りやるだけです。




開会式は最近見かけるようになってきたスタンド側に選手が座るスタイル。

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さあ、熱戦の開幕です。



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35の上は45のクラスになるため、出場しているのはおおよそアラフォー世代が中心です。

それでも長年ソフトテニスを続けて全国大会にまで出てくる人たちは、上手い人だらけ。



成年やシニアの試合で面白いのは、かつて学連や実業団などで全国的に活躍していた人から、さほど実績はなくとも好きで長く続けてきたからこそ今の年齢になって勝っている人もいたり。

昔は逆立ちしても勝てなかったようなスタープレーヤーにだって、いつかは追いつけるかもしれないというのも生涯スポーツであるソフトテニスの大きな魅力です。



私の試合は3試合目にスタート。


実力は足りなくとも、気合いは十分。

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今回ペアを組んでいただいたのは、所沢テニスクラブの会長であり同じ大学サークルの先輩である竹島さん。

同好会日本一に3回、埼玉県の一般でもランキング入りするなど、当時は私のような凡人からすれば神様のような存在。

ペアを組んで大会に出るなど考えられませんでしたが、この歳になったらそんなこと関係ありません。

上手い人に組んでもらえるだけラッキーです。



このチャンスを逃すまいと気負いもあってか、どうしても硬さが抜けずぎこちない動きですが、なんとか要所を抑えてゲームカウント3-0と先行。

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かろうじてポイントを決めているものの、あとで写真や動画を見直すと、脇があいてたり足が止まって無理な体勢でボレーにいってたり、決してスマートではありません。



転機は3ゲーム目終了後。

なぜかサイドチェンジの時点で試合球が紛失し、長い中断。



再開後の4ゲーム目。

もちろん相手ペアはもうあとがない状態で開き直って向かってきます。

こちらはあと1ゲーム取れば勝ち。

そこから強引に仕掛けられたアタック、サイドパスを私が抑えきれずズルズルとゲームを落とします。



「この1本を取れば勝てる!」

・・・でも取れない!



技術不足ももちろんですが、緊張して足も止まっているため、ディフェンスボレーがことごとくチップで弾かれてあれよあれよと追いつかれファイナルへ。



2年前の悪夢が蘇ります。

「やはり、全シャカには魔物が棲んでいる!?」



過去記事:平成29年度 全日本社会人ソフトテニス選手権大会(選手編)




今回も4まくりされたら、ネタ的にはオイシ・・・いや、シャレにもなりません!!



「この泥仕合、絶対勝つぞ」

中身はボロボロの試合でしたが、ペアの竹島さんが最後まで踏ん張ってくれました。

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相手のマッチポイントまであったものの、挽回してファイナルデュースで薄氷の逆転勝利。

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歓喜の勝利というよりも、もう笑うしかありませんでした。

内容はどうあれ、めでたいめでたい全国での1勝。




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チームメイトの二宮・梶井ペアは、2回戦からのスタートでしたが初戦を見事勝利。

続く3回戦では第1シードに格の違いを見せつけられますが、全国大会3回戦進出でベスト32は立派な成績です。



続く私たちの2回戦。

もし勝てば次は第2シードと当たれるので、なんとかそこまで勝ち上がりたい。

勝ったら勝ったでつい欲が出るもの。


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それでもやはり、私のぎこちなさは抜けず。



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残念ながら力及びませんでしたが、それでも2試合楽しめました。

結果は「2回戦敗退」ではなく、「2回戦進出」としておきます(笑)



竹島さん、ありがとうございました!

機会がありましたら、これに懲りずにまたお願いします!

もっと練習して、経験を積んでおきます。




全国大会に出てくる時点で上手い人たちばかりですが、そこで勝ち上がる人たちはまた一段レベルが上がります。

今は歯が立たなくてもいつか勝てるときがくると信じて、下手くそなりにチャレンジし続けたいと思います。

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天童市会場では、35男子、35女子のほかに、一般女子の初日も行われました。

自分の試合が終わったら終わったで、観戦の楽しみもあります。


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男子実業団ではNTT西日本が日本リーグ9連覇中と独走状態にあったり、船水颯人プロの登場など圧倒的な存在もあって、それはそれで楽しいもの。



ただ個人的には女子のほうが実力が拮抗していて、どこが勝つかわからない面白さがあるように思います。

ヨネックスやナガセケンコーなど名門実業団チームばかりでなく、今年発足したチームサニーブリーズなどの新興実業団チームの参戦もあったり見どころはたくさんあります。



昨今学生のレベルも上がっているなかで、有力選手たちの卒業後の受け皿となる実業団、社会人クラブも一層盛り上がっていってほしいものです。

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大会2日目は会場をお隣山形市の総合スポーツセンターに移して、一般男子のベスト64以上、一般女子のベスト16以上、35男子のベスト8以上が頂点を競って戦います。

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今大会で初戦から毎回コートに黒山の人だかりを作っていたのは・・・

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社会人1年目をプロとして迎え、全日本社会人初参戦となった船水颯人選手。

中本圭哉選手とのドリームペアで、観客をおおいに沸かせていました。


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向かってくる並み居る難敵たちを退け、見事優勝。

これからもソフトテニス界初のプロ選手として、観客を魅了し続けていってほしいものです。




35男子で2日目に勝ち残った選手たちは、一般クラスに出場しても十分に上位を狙えるのではないかと思う猛者たちばかり。

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同じ大会に自分も出ていたと思うのが不思議なくらい、次元の違うプレーを見せてくれます。

私もこんな屈強なおじさんになりたい!(笑)



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35男子/3位
高山泰英・高山知之ペア(石川/兼六クラブ)



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35男子/3位
岡崎孝俊・奥村陸矢ペア(島根/おおなん福祉会・福岡/綾小路クラブ)



今年の35男子決勝戦は、一昨年にも同クラスで優勝している花田・山田ペアと、初優勝を狙う林・久野ペアの顔合わせに。

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熟練の技と力がぶつかり合う迫力満点の試合は、-2で林・久野ペアが勝利して大会初制覇。



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35男子/優勝
林快昌・久野智規ペア(山口/宇部興産)



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35男子/準優勝
花田直弥・山田拓未ペア(京都/京都市役所・徳島/大神子病院)



全日本社会人ソフトテニス選手権大会 試合結果
日本ソフトテニス連盟 > 大会結果速報 > 2019年度 全日本社会人選手権大会 (山形県)
http://www.jsta.or.jp/competition_list?id=6&y=2019



ファンとして観戦する楽しみと、選手としてプレーする楽しみと、大満足の今年の全シャカでした!

来年もまた出たい!



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目指す高みはまだまだ先にありますが、また違う景色がみられるように地道にコツコツ頑張ります。

(山形ぶらり旅編につづく)



過去記事:令和元年度 全日本社会人ソフトテニス選手権大会(観戦編)


令和元年度(2019) 全日本社会人ソフトテニス選手権 注目動画
2019全日本社会人ソフトテニス選手権大会 35男子/決勝
花田直弥・山田拓未(京都/京都市役所・徳島/大神子病院)対 林快昌・久野智規(山口/宇部興産)



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