井口雄介選手が村田プロとペアを再結成することになったのは、つい先月のことである。
大学時代、ペアをくんでいた2人。
特に最後の年は最後の年で勝ちたい思いが強かったらしく、試合中厳しく言ったりしたこともあったという。「ペア組んでた匠はプレッシャーがあっただろうし、テニスを楽しくできなかったこともあったと思います。」と井口選手は語る。
再結成について井口選手は、「またこいつと組めるのか、という楽しみな気持ちがあります。好きなようにしてもらって2人で全力で楽しくプレイしたい、組んで出られる大会は全部優勝を狙う」と胸を高鳴らせつつ、気持ちを新たにした。
また、井口選手は「楽しむことを忘れずに真剣に遊びます。遊ぶというとふざけていというイメージを持たれるかもしれませんが、至って真剣です！」とも語り、その言葉に井口選手のソフトテニスの原点と決意を感じた。
最後に、井口選手は子供たちに向けて
「ソフトテニスに限らずなのですが、人と違うことに挑戦する際、恐れないでほしいです。人の目や世間体を気にしてしまいがちですがそんなものほっといて自分の個性を最大限に生かしていってほしいです。」
「僕はスキルを最大限に生かしたお仕事を自分で見つけた。これからもソフトテニスに関わるお仕事が増えていくことを願っています。ソフトテニスで食っていくという夢は目標に変わってきていますので諦めなくていいと思います。」と語った。
ソフトテニス を仕事にするという視点を様々な人たちが目標としはじめた昨今。
様々なコーチがいるが、過去の成績よりも、実績よりも、新しい時代にふさわしい、正しいコーチングを実践することを通して、スポ ーツそのものの価値やインテグリティ（高潔性）を高めるとともに、スポーツ を通じて社会に貢献する選手を継続して育成・排出してくれるコーチが真のコーチではないだろうか？
トップ選手の1人としてソフトテニス を牽引していく井口雄介選手がどのようなコーチになるか そして、村田プロとの活躍を今後も追って行きたいと思う。
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